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おやじの会 卒業は【第一幕】にすぎない。
2012/03/30-雑司ヶ谷のこと-
先日、小学校「おやじの会」の追い出され呑み会だった。
さて、先日の娘の卒業式の時にも書いたのだが、
上の息子が保育園入園の頃、数名と「おやじの会」を発足し、小学校でもそれを継続し、子ども達を楽しませるイベント等の企画・実行という建前のもと、おやじ自身が何よりも楽しんでいた。。
15年前に息子が産まれたときに、ある思いがあった。
それは27年前に遡る。
私が小学校6年生の頃、当時27歳だった180cmを超える長身の担任教師と、彼の熱い思いに賛同する数名のおやじがいた。
子どもに生涯忘れない想い出をたくさん残してやりたい。との思いから彼らは様々な企画をしてくれた。
夏には本栖湖へキャンプに行った。
定休日の銭湯で担任教師の誕生日パーティーをした。
商店街でかき氷を作って販売し、その売上を全額寄付に充てる企画を実行したが、「子どもに商売させるなんて」という周りの声と戦ったりもしてくれた。
卒業後の春休みには高麗へ旅行にも出かけた。
おやじの自宅の庭でBBQナイトもやった。
これらすべて、担任教師と数名のおやじとが先頭に立って行ったものだった。。。
おかげで、非常に中身の濃い、心に残る1年間だった。
その当時のおやじ達はもう60歳をとうに過ぎている。
それでも言う。
「今までの人生で、あの頃が一番楽しかった。」
「子どもを楽しませる。のは口実で、実は自分達が一番楽しんでいた。」
羨ましいと思った。
オレもそんなおやじライフを過ごしてみたいと思った。。
そこから私のおやじライフ計画が始まっていたのだ。。。
保育園でも、小学校でも、今の時代に合わせた企画をたくさんやった。
多くのおやじと関われた。
かけがえの無いものを得ることができた。
何より、とても楽しかった。
娘の卒業を機に、とりあえず私も「おやじの会」を卒業した。
ただ、これは私のおやじライフの【第一幕】が閉じたに過ぎない。
これから、関わった子ども達がスポーツや学問や、様々なジャンルで活躍するのを見届ける楽しみがある。
ジジイになった頃、このメンバーで再会して「あの頃が一番楽しかった。」と酒を酌み交わす楽しみもある。
まだまだこれから【第二幕】、【第三幕】があるんだ。
楽しみは尽きないのだ。。。
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