#015 旅亭 新や （唐津市呼子）

#015 旅亭　新や　（唐津市呼子）

2006/01/04-喰い道楽！呑み道楽！-

先日も書いたがここ数年、正月３ヶ日は九州の唐津というところで過ごしている。
玄界灘に面したこの街、もちろん寒い時期には美味しい海のものがたくさん食べられるので「喰い道楽」にはもってこいの土地なのだ。
ということなので、「雑司ヶ谷」からは大きく外れてしまうが番外編のレポも読んで欲しい。
今年の正月は妻の郷里の家族の計らいで、旅宿でゆっくり温泉につかって美味しい料理を頂くことになった。ひとり新幹線に揺られ、さらに在来線に揺られ、もう窮屈な乗り物は懲り懲りだ～！と思ったら、唐津駅ロータリーには旅宿のマイクロバス。
また、バスに揺られ揺られて数十分。この先にまったりおフロと旨いメシと酒があるんだからと言い聞かせて我慢したよ～。
広ーい玄界灘が見えてきたら、到着。ここは呼子という街、いか漁が有名な港だ。
「旅亭　新や」。立派な建物で感激
さっそくお風呂だ！決して広いとは言えない大浴場だったが、露天もサウナもあって気持ちいい湯だったよ。長旅の疲れをゆっく～り癒してもらいました。でも、温泉じゃない・・・温泉だったらもっとよかったのに。
さあ、ここから喰い道楽の本領発揮！胃が痛い？？そんなことは言ってられない、食べるぞー！！！！
まず、お刺身や小鉢の先付から。コリッコリの数の子も、アブラののったブリ刺しもウマー！

これは、ひらめのお刺身だよ。こんなにいっぱい！みんなが食べな食べなっていうから、遠慮なんかしない。殆ど食べちゃいましたよ。食感、舌ざわり、味、言うこと無いね。これぞ海！って思ったよ。

ちょっと前まで低炭水化物ダイエットなんて考えてた時期もあったけど、もう構うもんか！こんなウニたっぷりのウニごはんを前にして我慢なんかしてたらバチがあたるよ。何杯食べたんだろう・・・覚えてないや。

これがメインイベントのイカ！だよ。今の時期に獲れる美味しいのはこのアオリイカなんだって(この地方ではミズイカと呼ぶらしいが)。もちろん生きてるの。胴体の模様？のような点々も動いてるし(直視すると鳥肌だけど)、ゲソはウニョウニョ動いてる。口に入れると舌に貼り付いて必死で戦ってるよ。東京じゃぁ、こんなに透き通ったイカはあんまり食べられないんだろうな。っていうか、数年前までイカは白いと思ってたもんなぁ。たまには黄ばんだイカにも出会ってたけどね。
あのね、醤油つけないで食べてもすごく甘い味がするの。ホントに美味しい。今までこの呼子界隈で他のイカ料理も食べてきたけど、ほとんどイカそうめんのような切り方だったけど、ココのは薄切りだった。それでも柔らかくてトロけそうなんだけど、しっかりイカの歯ごたえもある(矛盾な表現？)の。
胴体食べて、残ったゲソは一度仲居さんが下げて、天ぷらにしてくれる。コレがまた旨い。
旨い芋焼酎と共に、至福の時を過ごしたのでした。
近くに旅することがあったら、ぜひ呼子には寄ってみるといい。そして必ずイカは食べてみて。
今回は行かなかったケド、マリンパル呼子の海中展望船で海中散歩の気分を体験することもできるよ。

●旅亭　新や
佐賀県唐津市呼子町殿ノ浦１９５３-２
Tel 0955-82-6666
各種クレジットカード可
http://www.sinya.net

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〒171-0032　東京都豊島区雑司が谷1-5-2
TEL：03-3971-9364
営業時間：9:00～19:00
最終受付：～19時（カット）～18時（カラー・パーマ）
定休日：月曜日、第2･第3月火連休
東京メトロ副都心線雑司ヶ谷駅1出口徒歩5分

#015 旅亭 新や （唐津市呼子）

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